かもんのメキシコ旅行

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メキシコシティまで
今回は、大韓航空でLAまで、そこからメキシコシティまではアエロ・メヒコというフライトでした。
大韓航空に乗るのは初めてで、イメージは正直言ってあまり良くなかったけれど、実際に乗ってみたら悪くはなかったです。
アメリカでの乗り継ぎのため、乗り継ぎだけといっても一度入国しなければいけなくて、入国審査がちょっと面倒。(乗り継ぎでも入国しなければいけないのは以前から変わっていないけど、テロを警戒して入国審査や荷物チェックなどが厳しくなった。)
まあ、乗り継ぎの時間は余裕があったので、焦ったりはしなかったけれど。

成田からLAまで10〜11時間ぐらい、LAからメキシコシティまでが4時間ぐらいでした。

メキシコシティに着いて、さっそく両替したんだけど、レートが以前より有利になっていて、ちょっと得した気分でした。以前は1ペソが13〜14円ぐらいだったけど、今回、1番レートの良い銀行で1ペソ=10.3円ぐらいでした。

メキシコシティの空港から町の中心までは地下鉄もあるけれど、乗り換えを何回もしなければいけなくて、そのたびにけっこう通路を歩かなければいけないです。あと、治安もあまり良くないっていう話もあります。
8年前に最初着いたときには迷わず地下鉄を利用したんだけど、重い荷物を持って、疲れている状況でのそれはけっこう大変だったのを覚えていたので、今回はタクシーを利用することにしました。チケット制でソカロ(中央広場)まで118ペソ(約1,200円)でした。地下鉄なら2ペソ(約21円)なんですけどね。

ホテルはいつものとおり予約ナシで、タクシーの運ちゃんに適当なホテルをと言って案内されたところ。最初にココって言われたのはホリデイ・インで明らかに高そうなのでパスして、その通り沿いにあった中級ホテル。トイレ、シャワー付きのシングルで1泊330ペソ(約3,400円)。カードの支払いもできたし、お湯もちゃんと出たり、わりと静かな部屋で気に入ったので、メキシコシティではずっと同じホテルに泊まりました。
ルチャリブレ
ルチャリブレ(メキシコのプロレス)を見るのも今回の旅行の目的の1つでした。
実際に見に行ったのは旅行の終わりの方でしたけど、旅行記としては最初のページにアップします。

まず、試合の日程や会場についての情報ですけど、現地のキオスクで売っている「Box y Lucha」という雑誌を買って調べました。(「歩き方」に書いてあるとおりにしました。)
雑誌というより薄いタブロイド判の新聞みたいなやつで、値段は10ペソでした。
 BOX Y LUCHA(雑誌表紙) BOX Y LUCHA(雑誌中面の日程表)

雑誌を現地で買わなくても、ネットでも同じ情報が見れるようです。(スペイン語のみ)
http://www.boxylucha.com.mx/revista.htm

私が行ったのはアレナ・メヒコという会場で、毎週金曜日の20:30から試合が行われています。
(メキシコシティでは毎週火・金・日の夜に試合が行われる。)

会場まで地下鉄でも行けますけど、夕方のラッシュにあうのがイヤだったのでタクシーで行きました。

入場券はダフ屋から70ペソ(約 720円)のリングサイド席を120ペソ(約 1,240円)で購入しました。
前から9列目でしたけど、コーナーの延長線上にある席で、正面ではなかったです。
まあまあの席って感じでした。
 ルチャリブレのチケット


試合中に写真を撮ろうと思ったわけではなくて、会場内の雰囲気だけでも撮影したくて、カメラ(D70だけ)を持って行ったのですけど、入場の際、ボディチェックと荷物チェックで、カメラの持ち込みはNGと言われてしまいました。
で、どうすればいいのか聞いたところ、カメラから電池を抜いて係員に預けるよう言われました。(ちゃんと日本語でその旨が記入されたメモを持っていました。)

で、仕方がなく、言われたようにしたのですけど、問題はD70の電池。
汎用のアルカリ単三電池とかではなく、専用のニッケル水素電池で、値段は実売で7千円弱。
これがアルカリ電池だったら、万が一、返してもらえなくてもあきらめがつくけれど、値段的なことはもちろん、あと、メキシコ国内では買うのはほぼ不可能ってこともあって、ちゃんと返してもらえるのか?ってことがすごーく気になりました。
カメラは試合会場には持って来ないのが正解だと思いました。

試合の方ですけど、20分3本勝負のタッグマッチから始まって、シングルマッチ、16人でのバトルロワイヤル、2組に分かれての勝ち抜き戦?、最後はシックスメンタッグマッチでした。

日本とちょっと違って違和感があったのは、ゴングの「カーン!」っていう音で試合開始じゃなかったこと。あと、タッグマッチでちゃんとタッチしないで、リングに落ちたところで選手が交替しちゃったりということなどがありました。
それから、バトルロイヤルで、トップロープを超えちゃったら退場っていうのは同じだけど、なぜかフォールで退場になる選手は1人もいませんでした。

ルチャリブレと言えば、覆面レスラー、それに身軽な(ジュニアヘビー級)レスラーの空中技っていうイメージですけど、ちゃんとイメージどおりで嬉しかったです。
もちろん、覆面ではないレスラーも出ていましたけど、数の上ではマスクマンの方が圧倒的に多かったです。
身軽な体を生かしての関節技や返し技、もちろん、空中技もいろいろ出して、トップロープからの攻撃や、トペなどで場外へも飛んだり。
すごくカッコ良かったです!本場のルチャリブレにすごーく魅了されました。

会場内は、3階席は空席が目立ったけれど、それ以外はほぼ満員でした。口笛がピーピーと、かなりうるさかったです。悪役レスラー(覆面剥ぎなんかもしてました)にはものすごいブーイング。私も一緒になって会場の雰囲気を楽しみました。

あと、バトルロイヤルや2組に分かれての勝ち抜き戦?は、最後まで決着つけなくて終了でした。この続きをまた来週やるので、気になったらまた見に来てくれってことで。(苦笑)
興行的にはそういうのもアリかも知れないけど、見ている方としてはちょっと不満が残りました。

試合終了は、開始が少し遅れたこともあり、23時ぐらいでした。
D70の電池が気になって、試合の最後の方はちょっと楽しめなかったかも。
預けるとき係員の名前を教えてもらっていて、試合が終わったら呼ぶようにって言われていたので、そのとおりにして、ちゃんと電池を返してもらえてほっとしました。別のところで作業していたらしく、他の人に頼んでから来てくれるまでちょっと時間はかかったけど。
ということで、会場の写真は1枚も撮っていません。

会場の周囲の露店や、会場内でも覆面を売っていました。
いろんなレスラーの覆面があって、カラフルで楽しく、良いお土産になるから買っちゃおうかなってけっこう迷ったけのですけど、結局買いませんでした。

遅い時間なので安全を考えて、帰りもタクシーを使いました。
本場のルチャリブレを見ることができて本当に楽しかったです。

下の写真は、別の日にソチミルコに行ったとき、そこのプロレス会場に通りかかったとき撮ったモノです。ちょうどその日に試合が行われるってことで、ビラも配っていたのでもらって来ました。チラシによると、ミル・マスカラス(なつかしい!)って、まだ現役で頑張っているらしいです。

ルチャリブレのポスター ルチャリブレのチラシ
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