| 切符 |
 イタリアで列車に乗った１番最初は、空港から市内までの列車。
空港駅でのチケットの自動販売機の使い方はよくわからなかったけど、キオスクでも切符は売っていたので問題なく買えました。
で、翌朝ローマからナポリへ移動。切符は自動販売機で買えたので、問題なし。
（わかりやすいタイプの自動販売機でした。言葉は英語も選べるし、時刻表替わりに何時の列車があるかもわかるし支払いも現金以外にクレジットカードも使えるし、寝台の予約も含めて（２等寝台の３段ベッドの上・中・下も選べるなど便利でした。近距離の場合は自動販売機は使えず、窓口に並んで買わなきゃいけなかったけど。）
で、ナポリへ行きの列車で、乗ってすぐに車掌さんの検札がありました。
普通に切符を見せたら、すぐにはＯＫにならず何か不審そうな表情。で、言われた（あと英語で書かれた文章も見せられた）のが、「切符を検札機に通していないので違反（罰金５０ユーロ）」ということ。
そういえばたしかに空港から列車に乗ったときも乗車前に黄色い機械に仕組みだったけど、そのことをすっかり忘れていました。
たしかに私のミスだけど、意図的に切符代を払わないで済まそうなんてつもりは全くないし、罰金は高すぎるので、なんとか勘弁してもらおうって拙い英語＆イタリア語で、「昨日イタリアに着いたばかりでシステムがわかっていなかったので・・・」と説明。
車掌のおじさんからすぐにはＯＫは出ず、他の人の検札を済むまで結論は先送りだったけど、結局、今回だけは仕方がないなあって感じで、罰金については勘弁してもらいました。なんとかムダな出費が無くて良かったです。
そのあと、必ず検札機に通したのには言うまでもありません。
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| お金の話 |
 ユーロになる前のイタリアの通貨の単位は「リラ」。たしか１リラ＝０．０何円って感じで、買い物では毎回のように「何万リラ」って感じだったので、旅行には不便と聞いてましたし、ゼロの数が多くておつりをだまされちゃったりすることもあったなんて話も聞いてました。
で、今はユーロ（１ユーロ＝約140円）で、そういう心配はないなあって思っていたけれど、今回の旅行では失敗もありました。
外国人は日本人と違っておつりの計算の際、引き算の暗算はしない（できない？）で足し算で計算するっていうのは有名ですが、イタリアでも同じ。
例えば、３．２ユーロの物を買って１０ユーロ札を渡したとすると、日本人だったら頭の中で、１０−３．２＝６．８って暗算してすぐにおつりをくれます。ところが、外国だと３．２にまずは０．８ユーロを足して４ユーロ、あと６を足すと１０ユーロになるっていう足し算になります。
そこまでは問題ないけれど、おつりの渡し方として、最初に０．８ユーロ分の硬貨（例えば０．５と０．２と０．１が１枚ずつ）を渡してから、残りの紙幣を渡すまで、たっぷり２呼吸分ぐらいの間隔が開くことがしばしば。
最初に硬貨をもらってそれだけ受け取って立ち去っちゃうとおつりをもらい忘れちゃうことになります。まだおつり全部渡していないって声をかけてくれることもないので。
日本での買い物の際、たまにおつりだけもらって商品を受け取らずに行っちゃいそうになることもあるぐらい、おっちょこちょいでもあるので、今回の旅行中、おつりのもらい忘れが２回もありました。他の国ではこんなに、小銭とお札でおつりをくれる間隔があくことはあり得ないので、悪意があってやっているのではないかなあってイタリア人が嫌いになりました。おつりの間違い（意図されたものか、単なる間違いかは問わず）に関しては渡されたおつりを自分の財布の中にしまってからでは主張が通らないです。証拠がない（＝水掛け論）状態になっちゃうから。意図的におつりをごまかそうって言う輩も存在すると思うし、イタリアでは他の国以上に注意が必要です。 |
| お天気の話 |
 イタリアに到着した日（ＰＭ５時すぎにローマ到着）を除けば、全く雨が降らなかった日はたった１日のみ。
それ以外は全部、雨が降りました。
まあ、日本の梅雨みたいにずーっと降りっぱなしっていうわけではなかったし、それほど強く降ったのはそう長い時間ではないけれど、でも降ったりやんだりで、折りたたみ傘は必需品でした。
旅行中にこんなに毎日雨が降ったのは初めてのこと。
１日のうちで貼れたり雨が降ったりの天気の変わり方が激しかった日は、「晴れのち雨のち晴れのち雨のち晴れのち雨のち晴れのち雨」って感じでした。
（遺跡を見に私自身が移動していましたので正確には１カ所での天気ではないけれど）
靴の中が濡れちゃうことはよくありましたし、私の旅の基本は歩くって言うことなので、雨が降っちゃうとかなり行動に影響があります。まあ、雨だからってホテルで寝ているだけとか博物館や美術館見学だけっていうのもつまらないので、雨の中でも町歩きはしました。
写真を撮るのも旅行の目的の１つなので、雨の中でもカメラが濡れないように傘を差しながらシャッターを押したりっていうこともやりました。
イタリアでこんなに毎日のように雨が降るとは思っていなかったのでちょっとびっくりでした。 |
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